東京支店の阿部です。
今回はてんかく忍者の肝の一つである動画撮影のテストを行ってきました。
お恥ずかしいことに、私、カメラについてはほぼ素人なのです。
今は、営業ですがもともとはデータ加工とか解析が専門なんです。
撮影後のデータはそれなりに編集や加工はできるのですが、実際の撮影自体はほとんどやってこなかったのが正直なところです。
ただ、てんかく忍者の特徴として、市販のビデオカメラを使っても十分にきれいな画像が取れると言っているので、
カメラの専門家でなくてもキレイに取れないと保守の現場でも使えないと思います。
そこで、今回は私が実際に撮影してカメラ初心者でもここまで撮れるというのをレポートしたいと思います。
まずは、超基本的なことですがキレイな画像をとるには以下の条件が必要なようです。
1. 良いカメラで撮る
2. 適切なレンズを選ぶ
3. 適切な設定で撮る
4. 適切な被写体を見つけ、撮る
5. 良い構図で撮る
6. 適切な後処理をする
7. 適切に選択する
8. 適切に発表する
引用:https://fujisantotomoni.jp/blog/camera/IqwbrIu0xZ
1~5が画像を取得するのにまず必要な条件になってきます。
なので、やはり良い画像は良いカメラを使うというのが大事だということで、
今回は市販カメラの最上位モデル(家庭で買うと奥さんから怒られるレベルの値段
、業務用に比べれば安価)で撮影に挑みました。
とは言ってもテストなので先頭車両には入れないので、車窓からとってみました。
良いカメラを使ってるのだからこれで簡単にとれるだろう。
いざ撮影!
あれれ?なんじゃこりゃ!?全然ボルトまで見えるどころではなく画像が流れている。。。
これは困りました。ここまで見える!が見えないと。。。
これでは営業に行けない。。。
とは言っても実際に撮影してボルトまで見えるという実績はあるので何か原因があるかと思い、
社内のベテラン技術者に電話しました。
すると、
阿部(以下「阿」)「全然上手くとれないんですけど」
ベテラン技術者(以下「べ」)「カメラの設定はどうしてる?」
阿「設定とかいるんですか?勝手にやってくれるんじゃないんですか?」
ベ「そりゃダメだ」
阿「なんですと!」
べ「良い条件の1と2は良いど、3ができてないから宝の持ち腐れだと。
阿「豚に真珠だと。」
べ「そう」
阿「・・・」
べ「良い設定というのはいろいろあるけどうちの撮影の場合は【シャッター速度×f値(レンズの絞り)×ISO値(感度)】の関係で決まるよ」
阿「えーっとよくわからないので設定値を教えてください。」
べ「この数値バランスは経験からだねと・・・」
阿「そこを何とか」
べ「仕方ないなーごにょごにょ」
阿「ありがとうございます。設定OKです」
いざ撮影!
かなり鮮明にとることができ、画角の問題もありますが、バラストの形やボルトまで見ることができました。
というわけで、こんな感じで、カメラの専門家でなくても走行中の列車からボルトまで確認できました。
大成功!!
もし、自分たちでもやってみたいと興味を持たれた方や、ここまでキレイにとれないとお悩みの方
今、カメラが私の手元にあるので、実際にどんなカメラでどうやって設定するか実物でお見せできます。
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