Reply-OCRブログ#03 -ページ跨ぎの帳票が読める理由。

 

Reply-OCRの仕組み

Reply-OCRでは、このように帳票を全文読み取りを初めに行うことで、必ず記載があるキーワードの文字列と座標を特定し、そのキーワードを起点として相対的に読み取り箇所を設定することが出来ます。例えば、明細の行数が増えることにより、2ページ目以降に突入する場合、1ページ目に記載されている「Item」から、2ページ目に記載された「Total」までの間にある文字列を抽出するような設定が可能です。

 

座標指定型AI-OCR製品との違い

座標指定型のAI-OCR製品でページ跨ぎの帳票の読み取り設定を行う場合、まだ見ぬパターンも含めて、可変する可能性がある全てのパターンをあらかじめ把握し、パターンごとにそれぞれ読み取り設定をしておく必要があります。しかし、これから先に発生するかもしれない全てのパターンを予測することは不可能なため、実質的に座標指定型AI-OCR製品でページ跨ぎの帳票を設定することは困難とされています。
一方で、Reply-OCRでは、明細行が複数ページに跨がる場合があっても、ひとつのテンプレート登録で読み取り設定を行うことが可能です。さらにReply-OCRをご利用するメリットとしてはサービス利用に月額基本料が発生しないという点です。年に数回程度で短期間で大量のデータ化作業が発生する業務であっても費用対効果を得ることが出来ます。

AI-OCR製品導入のポイント 

 AI-OCR製品は多岐にわたる種類があり、製品によって特徴が存在し、それぞれ得意分野が異なります。またAI-OCRでデータ化を行いたい帳票のタイプや処理枚数、運用方法によって自社に合ったAI-OCR製品を選定する必要があります。

AI-OCR製品を導入検討される際の注意点

非定型帳票に対応しているか・・・帳票レイアウトがページ跨ぎになるなどレイアウトが固定でない帳票の読み取りを行う場合、非定型帳票に対応しているAI-OCR製品を選ぶ必要があります。

どの言語に対応しているか・・・AI-OCR製品の中には、英語や数値に強いものや、日本語に強いもの、多言語にも対応できるものなど、特徴がさまざまなので、導入前に事前検証することをお勧めします。

作業ボリューム・・・基本料金や従量課金など、製品によってさまざまなプランが用意されているので、処理する頻度や件数などのボリューム感を正しく把握し、費用対効果を最大化させるAI-OCR製品を選んでください。

まとめ

AI-OCR製品は多種多様に存在し、どの製品を選んだらいいか分からなくなりますよね。弊社ではそんなお客様のお悩みを解決すべくお客様の業務に適したAI-OCR製品の選定など、ご検討のお手伝いをさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。

お問い合わせ先

 Reply-OCR担当者まで

 

 

 

 

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